待ちに待った新工房が、遂に完成しました!
3/26に向かえた初製造の様子をレポートします。
お昼前、絞りたての生乳がタンクローリーで到着しました。
外壁から製造室に通じる管からホース通し、直接タンクローリーからチーズバットに
生乳を注ぎ込みます。
今回、新しいチーズバット(左:容量750L)を導入しましたが、最初は慣らし運転ということで、
今まで使っていた(右:容量250L)で製造しました。
左の大きなバットは、今までの3倍まで作ることができます。
これでもう、在庫不足でご迷惑をおかけすることもありません!!
時間は一気にすすみますが・・・
これからいよいよモッツァレラを成型する作業です。
90度を超える熱湯の中にカード(チーズの元になる、生乳の固形分)をいれ、温めます。
カードの状態を見極め、慎重かつスピーディーに練り上げていきます。
計3名でこの作業にあたっています。
将来的には、4~5人体制で同時に2ライン稼動させる予定です。
慣らし運転ということもあり、この日の製造では250個ほどのモッツァレラを作りました。
この冷却用のプールには、同時に320個前後のモッツァレラを入れることができますが、
フル稼働になったら、冷えたものから順次梱包しながら、合計750個のチーズを冷やすことになります。
なんとか無事に終わった新工房での初製造。
今後も、クオリティーを落とさず沢山作っていくとという課題はありますが、
量が増えても今と変わらず、一つ一つ心を込めて作っていきたいと思います。
(by ITO)